もねさん膀胱炎&ココちん避妊手術


禁欲的なワシにも5年に1度ぐらい物欲が襲ってくるが、もねココの健康トラブルも2、3年に一度ドカンとやってくるような気がする。
今がその時期か?

1.もねさん、膀胱炎

1月23日、夕方の散歩を終え小屋に戻ったあと、もねさんが急におしっこを漏らしちゃったり、頻尿になってしまった。

もねさんは、屋内では絶対におしっこをしないオンナなのでかなり異常な事態。外に出すと、もうほとんど出ないのに、1、2分おきに何度も何度もおしっこをしぼりだそうとする。そしておしっこした後の尿道口にはなんとなく赤いしずく。「こりゃ、膀胱炎かも」ということで、急遽早めに東京へ戻り、動物病院へ直行した。

病院ではエコーで膀胱を調べ、カテーテルで採取して尿検査を実施。エコーでは膀胱壁が少し厚くなっているのが分かり、尿検査では潜血が確認された。詳しくは尿を培養して菌が感染しているかどうか調べる必要があるが、とりあえず膀胱炎の可能性が高いということになり、抗生剤と止血剤を処方された。

薬を飲み始めたら、翌日からお漏らしと頻尿はぱたっと止まり排尿は正常に戻った。ただしここで油断して薬をやめると、再発する可能性があるので、最低3週間は薬を飲み続ける必要があるとのこと。現在、外部機関で菌の同定を行っており、結果次第では薬の種類を変えることもあるらしい。

2.ココちん、避妊手術&乳腺腫瘍&卵胞嚢腫

もね母の希望により、28日にココちんの避妊手術を行った。♂のワシにはよく分からんが、ヒート期間中、精神的に不安定になったり、ヒートがなかなか終わらなかったりするのを気にしてのことらしい。

避妊手術は卵巣と子宮を両方取る方法で行われた。獣医師の説明では、すごく大雑把に言うと、アメリカは「卵巣と子宮を両方取る派」で、ヨーロッパは「卵巣だけ取る派」らしい。この病院では最近は卵巣だけ取り子宮を残すことが多いらしいが、ココちんは高齢であり子宮に腫瘍ができている可能性もないわけじゃないので、念のため両方取ることになった。

この病院では腹腔鏡手術も可能だが、ココちんは高齢で内臓脂肪が多いことが予想されるため、通常の開腹術で実施した。

ココちんを病院に預けて家で待機していると、病院から電話。「術前の検査で乳腺に小さなしこりが2箇所あるのが見つかった。乳腺腫瘍の可能性が高いと思う。一緒に取ったほうがいいと思うが、どうしますか?」

しこりが良性か悪性かは切除して検査に出さないと分からない。通常ならしばらく様子をみるという選択肢もありうるが、麻酔をして避妊手術をすることが決まっていたので、一緒に取ってもらうことにした。

乳腺腫瘍は、もねさんも以前見つかり、切除したことがあったので、ココちんについても気にしていた。もねさんの2回目の乳腺腫瘍はワシが自己流触診でかなり早期に見つけたが、ココちんは「女子体操選手」のような小柄だけど筋肉質の体型(^^;)。触っても内臓がパツンパツンに詰まっている感じがして、どうもよくわからなかった。病院での獣医師による触診でもいままで見つからなかったが、今回は手術のためお腹の毛を剃ったら、ポツンとしこりがあるのが見ただけで分かったという。

見つかったしこりはごく小さく、切除のための傷も小さくて済んだ。良悪性が分かるには10日ぐらいかかるが、仮に悪性だとしてもきれいに取れたはずという。(2/4追記)病理検査の結果、良性と判明!

あと、避妊のため卵巣を切除したら、軽度の卵胞嚢腫だったことも判明した。これについては、取ってしまえば問題ないのであまりよく聞いてないが、まあ、結果的に避妊手術をして良かったということになるのだろう。


久しぶりに字をいっぱい書いてしまった。字が多い記事って読まれないんだよね~(^^;)