約1年ぶりに麻布大学附属動物病院脳神経科へ。
症状の進み具合などを久しぶりに診てもらおうという趣旨。
以下、付き添いのもね母の説明。
血液と神経反射を調べ、その後、医師の説明があった。
最近、血液検査で変性性脊髄症(DM)の症状の進み具合を調べられるようになった、とか言われたが詳細不明。
検査結果概要
- 血液検査:特に異常なし
- 神経反射:発症後1年以上たっている割にはかなり良好
検査後の医師の説明要旨
- 神経反射がいいのに後ろ脚で立てなくなるのが早過ぎる。リハビリをしましょう。効果があるはず
- 最近、マウスを使ったDMの研究でL-カルニチンを投与すると寿命が延びることが報告された。カルニチンを使ってみましょう
リハビリについては、もねの場合はまだ神経反射が良好なので、もっと後肢に体重を掛けるようなリハビリが必要との見解。足をひきずると傷になるのは分かるが、車いすで後肢を浮かせてしまうのはまだ早いとのことだった。車いすの方がよく歩くということであれば、散歩とかは車いすを使ってもいいので、家の中で腰を支えて後肢に体重を掛けさせるようなリハビリを毎日5分でも10分でもしたほうがいい。死んだ神経細胞は元には戻らないが、新たにバイパスができる可能性があるとの説明だった。
L-カルニチンについては、人のサプリとしても使われているので、副作用等の心配はほとんどない。似たような人の病気でも既に使われているとのこと。ただ、血中濃度を調べて高かったら使えない?ので、後日、検査結果が出てから決めましょうということになった。
もね母報告を受けてのワシの見解
- 後肢に体重を掛けるリハビリ:同意
- L-カルニチン:同意
確かに、もねさん、後ろ脚の力は衰えたとはいえ、動かないわけではない。車いすで遊ぶときとか、腰サポートで支えられてはいるが、普通に走っているかのようにブンブン後ろ脚が動く。リハビリをすれば効果があるはずというのは、うなずける説明。ただ、もねさんは自我が強いオンナなので、納得できないことはやらないタイプ。後肢をもっと使わせるためには、もねさんのモチベーションをいかに高めるかが課題といえよう(^^;)
サプリは既にビタミンC、ビタミンB12、ビタミンEなどを与えているが、神経反射は良好と聞いて一安心。効果があるのかどうかは確認しようがないが、今のところ害はないようなので継続する方針。L-カルニチンもダメもとで試す方向。
以上
コメント
“もねさん、DM診察のため大学病院受診” への2件のフィードバック
はじめまして、ムックパパと言います。
我が家のコーギ ムック♂(12月で10歳)が
突然(10/15)後ろ足がもつれて急遽、掛かり付けの
動物病院にレントゲンで調べても分からず・・・、
まず、ステロイド系の痛み止めの注射と薬を
処方してもらい1週間経過しましたが良くならず・・・、
けれど本人(ムック)は普通に元気で足がもつれても
キャンとも言わず・・・。
後日、獣医からDMの可能性があると説明を受けました。
ムックママはショックのあまり1週間食事もできず、
私はムックママとムックを励ますのに大変な日々です。
DMについて、分からないことが多く今後どのように
過ごしていいかも分かりません。
すがる思いでサイトを探していましたらこちらのサイトと
出会いました。
勝手言って申し訳ありませんがアドバイス、情報等いただければと
願っております。
今後治療、検査については、獣医と話し合う事になっています。
ムックパパ、ママ同様 今後、お付き合いできたらとどんなに
勇気づけられるか・・・どうかよろしくお願いいたします。
こんにちは。
掛かりつけの獣医さんがDMの可能性を指摘してくれたのは、へんな言い方ですがラッキーだったと思いますよ。
DMのことを知っている獣医師は少ないですからね。
ただ、現時点では、原因がよく分からないからDMの可能性を指摘しているだけではないでしょうか?
まずは、DMの症例を多く扱っている動物病院を探して、受診することをお勧めします。
DMか別の病気かで、治療法が全く違うこともありうるので、正確な診断をつけてもらうことが大事だと思います。