ココちん、MRI&CT結果

ココちんの検査に行ってきた。

MRI画像は省略。

以下、CT画像。

20100507-1
くっついているはずのところに亀裂あり


20100507-2

20100507-3
C7とT1、T2がくっついている。T4がつぶれ気味


20100507-4
この断面だとT1が見えない


20100507-5
C7、T1、T2がかなり変形。T2とT4に亀裂


20100507-6


所見

今回の頚部MRI検査では、矢状断像においてC7~T4椎体はT2強調画像とT1強調画像で不整な信号強度が認められる。
横断像においてC1~T9領域の脊髄に明らかな圧迫・炎症・梗塞・腫瘍を疑う所見は認められない。
胸腰部MRI検査では、矢状断像によりT12~L6椎間で腹側脊髄液ラインの消失を認める。
横断像においてT13~L3椎間で腹側から、L3~4椎間で腹側左寄りから軽度の脊髄圧迫所見が認められる。

頚部CT検査では、C7~T3椎体の変形が認められる。
C7・T1椎骨は癒合し、T1椎体はC7椎体右尾側およびT2椎体右頭側に半切存在しており、T1・T2椎骨も一部に癒合が見られる。
これにより肋骨は右側で13本、左側で12本となっている。
またT2椎体とT4またT3~4椎間腹側には骨増生が見られ、この部位では変形性脊椎症が疑われる。


なんだかよく分からんので、ワシなりに簡単にまとめると、

  • 疑われた頚椎の椎間板ヘルニアと腫瘍はなし
  • 腰の方に軽度のヘルニアがある(症状はなし)
  • 頚椎に先天性の奇形あり←これが痛みの原因らしい
  • 一部に変形性脊椎症の疑い(変性性脊髄症=DMとは別物)

てな感じ。

この検査結果を後日、かかりつけ病院に持ち帰り、獣医師に診てもらう。
検査施設の獣医師は、頚椎に奇形があるところに、加齢、疲労が積み重なり、何らかの力が加わったりした結果、炎症などが起きて痛みが出たのではないか?、との見解だった。

しかしまあ、お金かけるといろんなことが分かっちゃうのね。
このように亀裂が入って変形している脊椎は英語だとバタフライ・バーテブラ(蝶形椎体)とか言うらしいです。
ワシの諭吉も蝶のように軽やかに飛んで行った。しかも集団で(爆)

ココちんは以前、普通のレントゲン検査で「首の骨が寸詰まり」と指摘されたことはあるが、まさかこんなことになっていたとは!
小さい時にこういうことが分かっていたら、ディスクもアジもやらなかっただろうなぁ。
何でも分かっちゃうことがいいことなのか、よく分からなくなってきた。

かなり予想外の検査結果で驚いたが、いまさらちょっとぐらい奇形があることが分かってもどうってことはない(^^;)
普通に暮らす分にはほとんど問題ないらしいし、とりあえず重病じゃなくて良かったです。

でも痛くなる素因があることははっきりしたので、もう痛くならないように気をつけようね!

ちょっと疲れましたぁ
ちょっと疲れましたぁ