追いかけっこ

もね母がもう一頭犬を飼いたいと思った理由の一つに、“もねが他の犬と走り回るのを見たい”というのがあった。これが飼い主のまったく勝手な理由であることは百も承知。(もちろん、それだけじゃないんだけど。)
もねは成長するに連れ、他の犬とあまり遊べなくなっていった。
それと平行するように、飼い主とフリスビーやボールで遊ぶのが好きになってきたので、それはそれでいいことなんだけど、もね母は子供の頃、もねが他の犬と“本当に”楽しそうに追いかけっこをしていた姿が忘れられなかった。
だから、ココが大きくなって走り回れるようになったら、一緒に遊べるといいな♪と密かに思っていた。でも、飼い主の思惑とは裏腹に、もねは『こんなお子ちゃまとはあそべないもんね~』とココの誘いを無視し続けてて、『まっ、仕方ないか』ともね母が諦めていた。
ところが、最近になって急にふたりでよく遊ぶようになってきた。
多分、ココが大きくなって相手にとって不足がなくなってきた?!からだと思うんだけど。
これが結構ハードな追いかけっこなのだ。
追い手と逃げ手が急に入れ替わったりするので、見ててもよくわからないのだが、どうやら遊びの主導権を握っているのはもねのようで、もねが逃げたくなったら、もねが逃げて、追いかけたくなったら、いきなり追い手に変わっているらしい。(本当に勝手やね~^^;)
おかげでココは追っていたと思ったら、いきなり逃げなくてはならなくなり、当然、急には変われず、もねに突き飛ばされる羽目に。
2度も、3度も突き飛ばされることもあり、遊びが終わる頃にはドロドロになっちゃう。
それでもふたりとも楽しそうで、ニコニコして戻ってくる顔を見ているともね母までニコニコしちゃうよ♪