ココちゃまぁ!

 ココと、もね母コンビがドッグショーに初参加した。もねと、とーちゃんは保護者兼記録係として同伴した。
 「なんかココと一緒にやれることはないかな」というのが動機。千葉西コーギークラブ主催の初心者向け講習会に参加したことがあるが、練習もほとんどしないまま、ぶっつけ本番の無謀参加。こんなことで、プロハンドラーを敵?に回して、ちゃんとやれるのだろうか、と不安を覚えつつ会場に向かう。
 会場は東京のど真ん中。日比谷公園の隣にある「日比谷シティー広場」というビルの谷間だった(実はここはとーちゃんの職場の近く。地下にある店の牛タン塩焼きとかトンカツとか上手いでっせ!)。
 ビル風が吹き抜け、すごーく寒かったが、もねのブリーダーのYさんや、千葉西クラブのナツパパ・ナツ母さんが見に来てくれていた。こういうときに知っている人がいるというのはなんとなく心強いものだ。(逆に緊張することもあるけど^o^;)
 受付をしてプログラムをもらうと、ん…。ココが参加するパピークラスのコーギーのメスって、ココだけじゃん!ラッキー、というわけで、何もしないまま“予選”突破が決定してしまった。一応、審査は受けたけど、文字通り「敵なし」で、1席の犬がもらう紫色のロゼットをゲット。これもココちゃんの愛嬌のなすわざと言えよう???
 さて、午後まで待って、いよいよ“本番”。今度は他の犬種グループを勝ち上がってきたパピーちゃんたち20頭との真剣勝負なのだ。一列に並んだライバルを見ると皆さんご立派なナイスバディ。「ステイ」のポーズもピシッと決まっている仔が多い。それに対してココちゃんはいかにも子供っぽい。
 いよいよココちゃんの審査の順番。もね母に抱っこされて台の上に。審査員が歯をチャックしようとするが、「いやーん」と口を開けない。もね母がなんとか口を開けさせ、次は台から降りて、歩き方をチェック。直線を往復して、それからぐるりと丸く歩いて終了。ココちゃんは一生懸命歩いていたが、いつもの「エヘッ」という笑顔が見られない。さすがのココちゃんも緊張していたかな?
 という訳で、ココちゃんはここで敗退。次に進む8頭に残れなかった。帰りの車の中では、ココも、待ちくたびれたもねもグッタリ(もね母も)。みんなお疲れ様。もうちっと練習してまた今度頑張ろうね!

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