ココちん、病理検査などの結果

 【胃】(3/21にサンプル採取)
 診断=「幽門過形成」
 (コメント)
 「胃の幽門部が採取されている。粘膜は不整となっており、不整に拡張した幽門腺が認められるが、これらの細胞には腫瘍性の変化は認められない。
 粘膜の過形成の病変と考えられる。今回検索した組織は粘膜の表層部に近い組織だが、過形成の程度は比較的軽度と考えられる。
 この病変は良性の過形成の範疇に入る病変であり、腫瘍性病変ではないが、粘膜の増生が顕著になると幽門狭窄を引き起こすこともある。また今回は評価できないが、粘膜下組織に病変が存在し、幽門狭窄が引き起こされることもある。」

 【十二指腸】(3/21にサンプル採取)
 診断=「化膿性炎症および異型性のない腸粘膜上皮の出現」
 (コメント)
 「標本中には血液成分を背景に、好中球を主体とした炎症性細胞が採取されている。好中球には軽度の核の変性が見られ、桿菌が混在している。わずかな腸粘膜上皮が見られるが、悪性腫瘍を示唆する異型性は認められない。今回の標本には化膿性炎症像が観察されるのみ。本標本が二次感染のみを反映している可能性もあり、抗生物質に反応が見られないようであれば、さらに診断を進める必要がある。」

 【本日のエコー検査】
 「十二指腸の厚さは問題なし。厚かったときには6.5ミリあったが、本日は2.5ミリ。食べ物が入っていているため風船のように伸びて薄くなっている可能性もあるが・・・。胃も活発に動いている。」

 【獣医師見解】
 「何らかの細菌感染により幽門の過形成が生じた可能性がある。過形成は1、2週間ではできない。しばらく前に感染していたと考えられる。現在症状がなくても、ちゃんと治るには時間がかかる。もうしばらく抗生物質による治療を続けましょう。」

ということで、もうしばらく抗生物質を続けることになった。
勝手にやめちゃっていたが、ちと早かったらしい。
だが、ステロイドはやめてよいとのことで、おしっこの心配はないので許す(汗)

もね母、急用により本日からしばらく南半球へ。
しっかりミッションを達成してくるように!

ワシらは父娘3人、健気に生きていこうな(^_^;)