状況説明

今回骨折したのは、約3年前の骨折とほぼ同じ場所。
2年前の骨折も同じ右前足の小指だった。
何で同じ指ばかり骨折するんだろう?
前日まではこんなに大喜びで雪の上をかっ飛んでいたのに(泣)

20060104浅間牧場

骨折したのは5日夕方、雪の上でボール遊びをしていたとき。

雪のない時期だったら大会が開けるようなきれいな芝生広場で、グラウンドコンディション的には全く問題ない場所だった。ただ、薄く積もった雪が溶けたり凍ったりして、少しザクザクになっていた。地面が露出している個所もあった。

宿に戻る前にちょっとだけ遊ばせようとボールを投げてやった。もねはいつものように猛ダッシュでボールを追いかけていた。ところが何度目かにボールを投げ、くわえて戻ってくる時、びっこになっているのに気付いた。

慌てて止めて足をチェックしたが、関節を曲げても指を触っても痛がらない。足を軽くひねっただけかな、と思った。でも過去2回の骨折のときも同じような症状だった。いやな予感がしたので遊びは切り上げ、宿に戻って様子を見ることにした。

その晩は、足の指を一本ずつ触っても痛がらない。関節を曲げてもなんともない。でも歩くときはびっこになり、小走りになると右前足を浮かせて3本足で走ろうとしていた。

翌朝も同じような感じ。でも散歩のあと、足を拭くとき、小指側に触るとちょっと顔にしわを寄せて嫌がるようになった。この時点で「ああ、やばいな」と覚悟した。前の骨折のときと同じような経過だったからだ。骨折自体はあまり痛くないらしいが、時間がたつと周囲が腫れてきて痛くなるらしい。

で、急ぎ帰宅して、夕方、動物病院へ。状況を説明しX線写真を撮ってもらったらやっぱり折れていた。動かないようにテーピングで固定して、痛み止めの薬をもらった。先生は「元通りになりますよ。レントゲンで骨折の痕が分からなくなるまでには1カ月ぐらいかかりますが、1週間ぐらいで普通に歩ける子もいます」と結構楽観的だった。

同じ指を骨折する原因はよく分からないが、カルシウム不足で骨が弱いとかいうことではないらしい。「もし骨が弱いならほかの場所も骨折したりするはず」と先生も言う。

今回、3度目の骨折にして「たぶんこの時に折ったんだろうな」という場面を初めて実際に見たが、ボールにスライディングするように突っ込み、地面に指先が引っかかって突き指のようになったのではないかと思う。ジャンプキャッチして着地のときに折るということではないような気がする。

もねちゃん、ディスクとかボールにすごい勢いで突っ込むからねえ。それがもねのいいところでもあるんだけど…。爪はこまめに切っているけど、地面にたまたまでっぱりがあったりすると、突っ込み方の癖で、同じ指を引っ掛けるんだろうな、たぶん。

ボールやディスクを取り上げてしまえば簡単だけど、それではあまりに可愛そうだし、もねさん、絶対に激怒しそう(汗)どうすればいいのでしょう?

もね母には「あなたは石橋を叩いて叩いて、叩き壊して壊して渡れなくするタイプ」と批判されるが、最近、もねは怪我もなかったし、ちょっと油断していたかなぁ。ごめんな、もねさん、ダメダメ飼い主を許しておくれ。