ステロイド投与開始

ココちん、今日も朝から、もね母に連れられ血液検査へ。
白血球、ヘマトクリットは正常だが、血小板が昨日と同じで正常より少なく、炎症を示すCRPが高かった。

ワシは素人なりに調べ、抗生剤かピロキシカムの影響なのでは?と考えたが、獣医師は免疫系の疾患で骨髄が抑制されている可能性が強いとの見解。
獣医師によると、悪性腫瘍があると免疫系に異常が出ることが多いのだという。
そして、本当に骨髄がやられちゃうと白血球、ヘマトクリット、血小板が全て低下するが、そうではなく血小板だけが減ることもあるのだという。

ワシの当初の考えとは違った。だが、獣医師の説明は納得できた。
ココちんには時間がないので、とにかく手術に向けて血小板の数値を早急に改善しましょうという獣医師の提案に従い、免疫系の異常を抑えるため今日からステロイドを投与することになった。

帰宅して早速ステロイド(プレドニゾロン)の錠剤を飲ませた。
その後、ワシは仕事へ。
夜、帰宅したら、あら、ココちん元気やん!
ココちんに笑顔と食欲、そして元気がだいぶ戻っていた。
すごいな、ステロイドの切れ味は!!
やはり身体のどこかに炎症があって、それがステロイドで抑えられているのだろうか?
このまま血小板も改善するといいなぁ。

ステロイド投与の代償として、ピロキシカムの投与は一時中断した。
ステロイドとピロキシカムの併用は胃潰瘍などが起きやすくなるので禁忌なのである。
ピロキシカムは腫瘍を抑えている可能性があるので使い続けたい。
だが、今はまだ手術を受けられる可能性がある。
ならば、リスクはあるがピロキシカムを切ってステロイドを投与し、血液データの改善を優先して手術を目指そうということである。

治療法の選択はすごく難しい。
ちょっとした違いが予後を大きく変える可能性がある。
大事なココちんのため、判断を誤らないようにしなければ!

20120930昼もねココ
やっぱ、もねもココも笑顔がいいね!