呼吸器への影響

昨日、もねさん、変性性脊髄症(DM)の検査のため2カ月ぶりに大学病院へ。

以下、獣医師の説明概要 by もね母。

検査の結果、動脈血の酸素分圧がかなり下がっていることが分かった。
前回までは90Torrぐらいあったのが今回は66.9Torr。
70以下で「注意」、60以下だと「要酸素」。

通常、犬は胸式呼吸と腹式呼吸の併用だが、DMの症状が進むと胸の動きが悪くなり、腹式呼吸だけになってくる。
もねは現在、胸はあまり動いておらず、横隔膜を使っての呼吸が主になっている。

このような状態から何カ月も生きられるケースもあるが、短い場合は1カ月程度しかもたないこともある。

そろそろ在宅酸素の準備をした方がいい。
病院の推薦はここ→テルコム株式会社

日常生活で、興奮させるようなことはしない方がいい。
プール運動なども控えた方がいい。
でも、楽しみまで制限するべきではない。
山の別荘(標高1000m)へ行ったりするのはかまわない。
突発的に呼吸が苦しくなったりすることもあり得るので、携帯用酸素ボンベ(こんなの?→携帯酸素吸入器)などを用意して、散歩などのときに持ち歩くといいかもしれない。

本日、かかりつけの近医に報告。
相談の結果、念のため、近いうちにもう一度動脈血の検査を行うことに。
そして、呼吸機能の低下が再確認されたら、在宅酸素の準備をすることに決めた。

もねさんの現状は

  • 後ろ足はほとんど動かない
  • 前足もほとんど動かなくなってきた
  • 頭はまだ上げられるが、上げ方が低くなってきた
  • 寝ている時間が長くなっているが、食欲などは問題なし

―という感じ。

見た目では呼吸器への影響は全く感じず、まだまだいけるような気がしていたが、検査データの示す事実は重い。
今さらどうこうできるわけでもないが、何があっても対応できるように準備はしておかねばなるまい。

20120906もねさん
任せてな~ 心配ご無用!

コメント

“呼吸器への影響” への4件のフィードバック

  1. ロビンママのアバター

    とうとう酸素が必要な時期が来てしまいましたか・・
    昨日、知ってなんだか落ち着きませんでした。
    お顔だけ見てると、まだまだ大丈夫って思ってしまいます。
    でも、お山には行けるんですね。よかった。

    以前のを読んだら砧公園にたまに行かれてたみたいで
    ロビンもたまに行くので、いつか会えたら嬉しいなって思ってました。
    兄弟でも、もう初めましてと同じだから会ったら興奮しちゃいますね。

    もねちゃんが穏やかに楽しく、苦しまずに毎日を過ごせることを
    心から祈ってます。
    もねちゃん頑張ってね。

  2. カイママのアバター

    ロビンママさん同様、我が家でも昨日の”つぶやき”に動揺していました
    食欲もあるようだったので、まだまだ元気ね・・・とダンナと話していた矢先でした
    穏やかに過させてやりたいと思うのが飼い主として一番願う事ですね
    お写真を見ていると、いつも穏やかないい表情ですよ、もねさん。
    日々の生活が表情に出ているのではないでしょうか

    “任せてな~”のご主人の声がもねさんに届いているはず
    もねさんは、安心して”頼むよ!ご主人様~ でも、私幸せよ♪”って言っているように見えますよ、この写真

    がんばって!!もねさん!
    ・・・って、十分がんばっているね、もねさん!
    みんながもねさんを見守っているよ!

  3. ピットママのアバター
    ピットママ

    ご無沙汰しております。
    以前一度コメントをさせていただきましたがその後もずっとモネちゃんの様子こっそり拝見しておりました。
    (いつも読み逃げでごめんなさい。汗汗)

    検査結果に胸中穏やかではないと思いますが食欲も変わらずとのこと、
    何よりこのモネちゃんのお顔を見ているとほっとします。
    DMの心配はキリがありませんが病院のデータのおかげで酸素の準備もできますしこれからもモネちゃんの体調を見ながらお出かけも楽しんで欲しいです。
    お山の美味しい空気は何よりのお薬でしょう・・♪
    モネちゃんのことこれからも陰ながら応援しております!
    まだまだ残暑厳しい折ココ爺さん、もね母さんもお身体ご自愛くださいね。

  4. ココ爺のアバター
    ココ爺

    みなさま。

    お気遣い、ありがとうございます。

    もねはもう発症から3年以上経っているので、ある程度覚悟はしていました。
    でも、気力的にはいまでも元気なので、もしかしてこのままあと1年ぐらいは大丈夫かも、なんて期待もしていました。
    今では立派な寝たきり犬ですが、症状の進み方が少しずつなので、変化に鈍感になっていたかもしれません。

    今後の症状の進行は神のみぞ知るで、もうよく分かりません。
    なるべくゆっくり、なるべく苦痛がないことを願っています。
    もねさんは飼い主よりも全然肝がすわっているので、「こんなことでうろたえちゃダメ!」と思っていることでしょう。

    DMなんかにならなければ…とは思いますが、もう少しで14歳。
    コーギーの平均寿命ぐらいは生きられたとを思えば、それほど不運でもないのでしょう。
    もねさんに怒られないようにがんばりますので、見守ってやってください。

    ではでは。