加久藤カルデラだぁ!

年末から霧島・御鉢の火山活動が活発化している。
で、去年、一部で話題になった小説「死都日本」を読んでみた。
霧島の近くに埋もれている加久藤(かくとう)火山が破局的噴火を起こして南九州が火砕流にのまれて壊滅し、日本全体も火山灰に覆われて土石流が頻発し甚大な被害を受けるという内容の本である。
ま、ココ爺が生きている間にはないだろうけど、こういう大規模噴火は地球の歴史上何度も起きている。全くの絵空事ではなく、事実を基にしたサイエンスフィクションなのである。
先日、湯布院への温泉旅行で渋滞にはまったのは、加久藤カルデラの外輪山を貫く加久藤トンネルである(←実在のトンネル)。
この本を読んで以来、「やっと加久藤カルデラから出られたぁ」だの「今度は阿蘇カルデラだぁ」だの「火砕流にのまれるぞ!逃げろ!」とか騒ぎながら運転するので、もね母のひんしゅくを買っているココ爺である(^_^);
でも本当に面白い本なんだよぉ!