2002-03年冬休み与論島旅行

昨秋以来の目標だった与論島旅行をようやく実現。
「暖かいとこに行けるよ」と誘われたもねココは
ウキウキと車に乗り込んだが・・・(^o^);

出発当日の朝、目が覚めると窓の外は雪景色。「ちょいと寒いけど、これから我が家は南の島だもんね。ウヒヒ」と思いながらNHKニュースを見るとなにやら交通情報が出ている。

『九州自動車道は通行止め。鹿児島空港へのバスは所要時間3~4時間・・・』

ゲゲーッ、もう間に合わない。が、とーちゃんともね母は雪国暮らし9年。「圧雪アイスバーンの運転テクニックを発揮じゃぁ!」。いまだに札幌ナンバーの愛車に
もねココを乗せ、大慌てで空港に向かう。

と、何のことはない、道路に雪は全然なく、余裕で間に合う。

まったく、南の人はこれしきの雪で大げさなんだから・・・。

かつてスキー帰りにスリップして脱輪、危うく崖下に落ちかけたことを棚に上げる
とーちゃんであった。

鹿児島空港は正月休みのUターン客で結構な混雑だった。駐車場の雪の上でもねココのトイレをすませ、搭乗手続きへ。とーちゃんと母は客室だが、もねココは荷物扱い。ケージに入れて預けなければならない。

ココが生まれる前に もねを沖縄に連れて行ったときはJASにバリケンを借りたが、今回は車に乗せるときに使っているものを持参。2個往復で2000円の節約なり。

カウンターでケージに入れられたココは事態を把握していないのか、意外と静か。飛行機2回目のもねも最初は静かだったが、ケージに入れ預けられると騒ぎ始め、ココもつられて得意のソプラノ吠えを始めた。

料金は もねココ合わせて24キロ(ケージ込み)で片道12,240円。

鹿児島-与論便の使用機材は懐かしのプロペラ機のYS11。もうじきお役御免となる古い機体だ。プロペラ機のためスピードが遅く、プロペラの音も結構うるさい。もねココちゃん、ちゃんと乗ったかなぁ、しばらく我慢してね・・・などと思っているうちに約1時間半で珊瑚礁に囲まれた島が見えてきた・・・。

空港の手荷物受取所でもねココを受け取り、迎えの車で与論コーラルホテルへ。南の島もさすがに天気は悪く、迎えのお姉さんはすごく寒いと言うが、本土よりは断然暖かい。

ホテルは正月の客が帰り、今夜と明日の客はもねココ家のみ。「食堂以外はワンちゃんOKですよ」という犬連れに優しいホテルだった。

ホテルの目の前は砂浜。さっそく散歩に出かける。海は荒れていて、沖を通る大きな船が大揺れしているのが見える。でも沖の珊瑚礁で防がれるためか、浜辺の波はそれほどでもない。雨が降ったり、曇ったりの天気だったが、時々晴れて、虹も出た。

もねココは大好きな海で大喜び。「何か投げて!」と催促し、遊び疲れてバタンキュー。

2日目も雨時々曇りのあいにくの天気。浜辺で朝の散歩をして、ふて寝をした後、レンタカーを借りて、島の反対側へ。干潮の時に沖に白い砂浜がぽっかりと浮かぶという「百合が浜」へ行った。

ここも観光客はほとんどなし。百合が浜は冬は現れないとのことで、天気も悪いため、グラスボートに乗るのは中止。広~い誰もいない砂浜でひたすらもねココと遊ぶ。

遊んでいると、ココちゃん、なにを思ったか、なんとな~く海の中へ。もねもつられて入りそうになるが、レンタカーの中が濡れると困るので、慌てて止める。ココちんはいつも意表を突く行動をする変な子なのだ(笑)

今回の旅行は別名『地獄のフリスビーキャンプ』(^o^);

プロ野球選手並に、暖かいところでトレーニングして、シーズン入りに備えようというアホな魂胆である。

風も強くて絶好の強風用投げ練日和(泣)。砂浜のダッシュでもねココの足腰強化にも最適。日本広しといえども、こんなところでフリ練をしようというのは、もねココ家だけであろう。ハッハッハ(爆)


練習時間約5分。アリバイ作りの写真を撮って終了

地獄のルンルンキャンプも成果のでないまま終了し、帰途に就く。もねココは再びケージの犬に。あっという間に鹿児島空港に到着し、エスコート2人付きのVIP待遇?で手荷物受取所に登場♪

自宅への車は、いつもはケージの中だが、今日は飛行機に乗って大変だったので、特別に後部座席に。飛行機旅行が初めてだったココはちょっとお疲れのご様子。次はどこに行けるかなぁ。