月日 | 日数 | もねの様子 |
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7/13(Fri) | 66日目 | 昨日の夕方から体温が37度位に下がった。ついに出産か?! 午前3時半ごろ、バシャッという音と共にもねが産箱から飛び出した。見ると箱の中がぬれている。『破水だね』と思ったのだが、その後、さっぱり陣痛がこない。ただひたすら、バリケンを掘って巣作りに励むのみ。 1時間経っても、なんの変化もなく、心配でブリーダーさんに連絡してみると、獣医さんに連絡したほうが良いとのこと。慌てて、獣医さんに連絡しようとして、ふと「もしかしたら、破水じゃなくておしっこかも」という考えが..。普段、もねは家の中ではトイレはしないので、思いもよらなかったのだ。そう思って匂いをかいで見ると、確かにおしっこくさい。でも、破水ももしかしたらおしっこくさいかも...。考えてもわかるはずもなく、結局、獣医さんに電話して見ることにした。獣医さんに「素人だとおしっこと区別できないこともあります。陣痛も弱いと見落とすこともありますが、しばらく、もねちゃんの様子を見ましょう。」と言われた。 その後、6時過ぎまで変わりなく、朝のお散歩でもりっぱなうんこをしたもね。ここに至って、あれは破水ではなく、おしっこだったらしいという結論に達した。(ブリーダーさん、獣医さん、夜中に起こしてごめんなさい。) 午前8時半過ぎに、一応獣医さんに連れて行った。エコーで赤ちゃんの心臓の動きを確認。。ついでに前回のレントゲンから一週間経っていたので、1枚だけ写真をとり、胎児の大きさも確認。赤ちゃんは無事、大きさも出産には問題なしと判り、ホッとして帰宅する。 午前11時半、帰宅後、ヨーグルト少しと水と飲む。ドライフードは食べたくないらしい。今度こそ、本当に出産が近いかも。 ところが...。 午後1時半頃、ケージの中でおしっこをする。今度は間違えないもんね~なんて、のんびり片付けていたら、なんだかもねの様子が怪しい。ベッドサイドの隅っこでぐるぐる回っては震えている。(午後1時50分頃) 第一子の写真をのんびりとっていると、もねが落ち着きをなくしてきた。(2時48分) 3時5分、第三子誕生。もね母、右手に第一子、左手に第二子でちょっと呆然。ところが三番目の赤ちゃんがなんかおかしい。しきりになめまわすもねからとりあげると、腸らしいものがお腹から出てきちゃってる。ひょえ~。慌てて、獣医さんに電話したが、手術中で往診できないので、乾燥しないようにぬれタオルに包んで連れてくるように言われる。 3時20分、病院到着してすぐ救急措置。はみ出ちゃった腸を少しづつ、お腹の中に押し込んでいく。一人の先生が、カンシで穴を引っ張って、もう一人の先生がゆっくり腸を戻していく。保定はもね母。赤ちゃんは、痛いのか、むずがゆいのか、元気いっぱいで、ミューミュー鳴きながら動こうとする。『お願い。じっとしてて』って、涙が出た。何とか腸を戻して、穴を縫い合わせ応急処置は終了。あと、抗生物質の注射を打ってもらったが、先生からは腹膜炎を起こして、多分助からないだろうと言われる。『こんなに元気なのに?』っていうやりきれない気持ち。とにかく初乳だけでも飲ませてあげたいと、帰宅。(4時15分) 帰宅後、第三子をもねに沿わせてやる。あんな治療をした後なのに、ちゃんと初乳を飲んで、よく動いている。このまま元気でいてくれればいいのに。 6時半、手伝ってくれていたナイキママ帰宅。赤ちゃんももねも一応落ち着いている。 午前2時、とーちゃん、仕事からやっと帰宅。今日一日を報告して一日終了。本当にいろいろあった長い一日だった。 |