2001年2月沖縄旅行
~2/24-28~
2000年末、JASから届いた手紙で、もねのとーちゃんのマイレージがもうすぐ消えることが判明した。
「消える前に使わねば」と、とりあえず予約を入れたのが沖縄便。
寒い季節にはやっぱ暖かいとこでしょ、との単純発想だが、
もね父母ともに沖縄は初めてで、もねも飛行機初体験なのであった。
【事前準備】 | 1.飛行機 JASに電話して聞いたところ、 ・犬はケージに入れ、手荷物として預ける ・犬を入れるケージはJASから借りられる ・犬を入れる貨物室は客室と同じ空調 ・犬を預ける場所は普通の手荷物預け場所 ・料金は体重別 2.宿探し 沖縄に犬可の宿は非常に少ない。 いろいろ調べたが、以下の3カ所しか見つけられなかった。 1)恩納村・ペンション「サーフサイドイン万座」 2)読谷村「Pハウスゆめあーる」 3)渡嘉敷島「とかしくマリンビレッジ」 (もっと調べれば他にもあるかも) 3.観光施設の犬可否 いろんな犬さんの沖縄旅行記HPを参考に。 ビーチは犬不可が多かったが、無料の公園などは結構大丈夫そうだった。 4.フェリー 渡嘉敷島便は、高速船とフェリーの2種類。 客室内はペット不可だが、デッキならばOK。 5.レンタカー レンタカー会社に聞いたところ、犬OKとの返事で一安心。 |
【1日目】 自宅 ↓ (マイカー) ↓ 羽田空港 ↓ (JAS) ↓ 那覇空港 ↓ (マイクロバス) ↓ レンタカー営業所 ↓ (レンタカー) ↓ 首里城 ↓ 恩納村・ペンション「サーフサイドイン万座」 |
![]() 羽田空港に車で到着、JASのカウンターへ。 それまでおとなしかったもねは、ケージに入れられそうになると踏ん張って抵抗。 「なにすんのさっ!」と大声で吠え続け、周りの客から好奇の視線を浴び、飼い主は恥ずかしげにその場を去った。ごめんね~。 ちなみにもねの運賃はケージ込みで11,570円、結構高い。 ![]() 約3時間後、那覇空港へ到着。空港の通路の窓から「もね、無事に着いたかなあ」と外を見ていると、コンテナを牽引する車の座席にケージを発見。もしや?と近づいてくるのを見ていると、ケージの中でお座りしている犬の姿。やっぱりもねだ。 急いで手荷物受取所に向かうと、「早く出せっ」と騒ぐもねの吠え声が・・・。 ![]() 空港でレンタカーを借りて早速、首里城観光へ。 首里城では世界遺産指定のお祝いイベントの真っ最中。 「かわいいー」と、あちこちで歓迎を受けながらご機嫌で歩いていくと、前方に獅子舞?姿のお兄さんたちを発見。テケテケ近寄っていったもねだったが、獅子の頭がゴソッと動いた途端、びっくりして横っ飛びし、「ウォウォウォウォウォーン」と大騒ぎ。 やっぱり驚いたねぇ、もねちゃん。イベント会場の大勢の観光客に大受けしてしまったのであった。 |
【2日目】 ↓ (レンタカー) ↓ 万座毛 ↓ 瀬底島ビーチ ↓ 海洋博公園 ↓ きしもと食堂 ↓ 慶佐次マングローブ林 ↓ 恩納村・ペンション「サーフサイドイン万座」 |
![]() まず、ペンションから車で数分の万座毛に。青い海の上に崖がそびえる観光名所で、観光バスがいっぱいで団体のお客さんだらけ。 うーん、こんなはずでは・・・、と思いつつも、一応見て回るが、すごい強風であまりゆっくりできなかった。 ![]() 恩納村周辺のビーチは、犬禁止のところが多い。ペンションのオーナーによると、以前は犬OKのところもあったが、人を噛む事件があって以来、ダメになったとか。 そんなこんなで、車で1時間ほどの瀬底島へ。本島から橋を渡って着いた島には人影のほとんどない、白い砂浜があった! もねは早速大爆走。黒いお鼻に白い砂粒がついて、なんだかブタさんのようなお顔になってしまった。 ![]() 本島に戻って海洋博公園へ。人の結構多かったけど、無料区域は犬OK。 坂道を下った先には、またまた白いきれいなビーチが。さんごのかけら?を拾う人々を横目に、もねは海に向かって、ホップ、ステップ、ジャーンプ!本当にきれいな海とビーチだったよ。 このあと、もねと一緒に大勢の観客の中で、イルカのショーを見た。 イルカを鳴かせる芸もあり、もねが騒ぎ出すのではないかとハラハラしたが、疲れきって足元で爆睡状態だった。 |
【3日目】 ↓ (レンタカー) ↓ 仲泊遺跡 ↓ 真栄田岬 ↓ ホテル・ルネッサンスリゾートオキナワ ↓ 那覇・泊港 ↓ 渡嘉敷島・渡嘉敷港 ↓ (マイクロバス) ↓ 「とかしくマリンビレッジ」 |
![]() 午前中、ホテル・ルネッサンスリゾートオキナワで、もね母念願のドルフィン・プログラムに参加。 もね父母はウェットスーツに着替えて、イルカさんと初めて触れ合ったのであった。 この間、もねは車の中でお留守番。 ![]() 急いで那覇まで戻り、高速船で渡嘉敷島へ。 もねは船も初体験。結構揺れてもね母はゲロ寸前。もねもなんだか怪しげな顔をしていたが無事に到着し、迎えに来てくれたマイクロバスで宿に向かった。 ![]() チェックインして部屋に入ると、目の前に広がる青い海! うーん、なんだかとってもリゾートチック。 暗くなる前に急げっ、と早速、浜辺へ。 ![]() 浜ではお決まりの「とってこいゲーム」。 ドロドロの所だろうが、雪の上だろうが、浜辺だろうが、広いところと見ればどこでもこれなのだ。 きれいな海に感激していると、足元から「早く、なんか投げれ!」とこちらをにらむ視線…。 ハイハイ、投げりゃいんでしょ、投げれば。それっ! |
【4日目】 ↓ (マイクロバス) ↓ 渡嘉敷港 ↓ (フェリー) ↓ 泊港 ↓ (レンタカー) ↓ 読谷村「Pハウスゆめあーる」 |
![]() 久しぶりに晴れた。シュノーケルやウェットスーツを借りて、シュノーケリングなのだ。 プカプカ漂っていると、きれいな魚や、なんとウミガメまで、たくさん見えた。感激! 部屋で待ってたもねも途中から合流。短いアンヨで一生懸命泳ぎ、とっても楽しそう(顔は真面目だけど…)。 ![]() 誰もいない浜辺で記念撮影。 東京からはちょっと遠いけど、犬OKの宿の目の前に青い海と白い砂浜。こんなにいい所はなかなかないねぇ。いつかまた来れるといいねえ、とちょっと感慨に浸った。 ![]() 本島に帰るフェリーに乗船。 来る時は高速船ですごく揺れたが、帰りは大きなフェリーだから大丈夫、と思ったら、またも結構揺れた。 もねは客室不可なのでデッキ席へ。揺れるたびにザブン、ザブンと水しぶきがあがり、強風で飛んでくる。本島に着く頃には、全身、塩っぱくなってしまった。 |
【最終日】 ↓ (レンタカー) ↓ 残波岬 ↓ 平和祈念公園 ↓ ひめゆりの塔 ↓ 喜屋武岬 ↓ 琉球ガラス村 ↓ レンタカー営業所 ↓ (マイクロバス) ↓ 那覇空港 ↓ (JAS) ↓ 羽田空港 ↓ (マイカー) ↓ 自宅 |
![]() もね家一同、沖縄は初めて。やはり一度は行かなければと、平和祈念公園とひめゆりの塔に行った。 ![]() 本島南端の喜屋武岬。すごい断崖。もねと一緒に恐々とのぞきこむ。 戦争ではここから飛び降りて亡くなった人もいるらしい。 ![]() きれいなお花の横で、エヘッと撮影。 写真を撮ろうとするといつもムンッとした顔になるもねが、珍しく笑顔になった。 もねも今回の旅行は満足してくれたかねえ。 那覇空港では空けたケージに自分からすんなり入った。慣れたのか、疲れているのか。 今回はケージの重量抜きで8,320円。結構いい加減かも。 こうしてドキドキの沖縄発旅行も終わり、もね一家は帰路についたのだった。 |